富山市民プラザ（同市大手町）で体験イベント「市民プラザ謎解き探検！」が開催中だ。屋外イベントが少ない冬場に、市民プラザの取り組みや施設の特徴を知ってもらう機会をつくろうと企画した。親子らがクイズを楽しみながら館内を巡っている。２月末まで。

　富山市民プラザは市政１００周年事業の一環で１９８９年に建設された。アンサンブルホールやスタジオ、ギャラリースペースがあり、多彩なイベントを開催。外国語専門学校、飲食店、ジムなども入り、市民に広く利用されている。

　「謎解き探検！」では、「市民プラザは何階か」といった基本的な設問から、「マスコットキャラクター『プらリん』の趣味は何か」「屋上で養蜂するハチミツの商品名は何か」などマニアックなものまで１５問を用意。３階から地下２階までの壁にクイズを掲示し、全問を解くと、階段の上り下りを含めて約１キロ歩くコースに仕上げた。

　参加は無料で、１階エントランスで解答用紙を受け取り、順路に沿ってクイズを解いていく。１０問以上正解すれば「謎解き博士認定証」がもらえる。

　担当者は「子どもだけでなく、運動不足の大人にも楽しんでもらえる。体を動かしながら市民プラザのことをたくさん知ってほしい」と呼び掛けた。