ラッピング車両を紹介する生徒

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「花を贈る日」車両でPR 富山北部高生デザイン

北日本新聞(2022年2月8日)

 「花を贈る日」をPRするポートラムのラッピング車両が8日から運行している。富山市城川原の城川原運転区車両基地で7日、「はなやぐ風」をコンセプトにデザインを手掛けた富山北部高校情報デザイン科の2年生10人が仕上げ作業をした。運行は3月14日まで。

 男性から女性に花を贈る愛妻の日(1月31日)、バレンタインデー(2月14日)、ホワイトデー(3月14日)の三つの記念日をPRするとともに、県産花きの消費を促そうと、「フローラルとやま実行委員会」が実施。2015年から富山北部高にデザインを依頼しており、7回目を迎えた。

 同校情報デザイン科2年生は課題研究として模擬株式会社「富山北部デザイン工房」を設立し、4グループに分かれて経営について理解を深めている。グループの一つ「Lulu(ルル)」のメンバー、森井菜月さん(17)がデザインを担当した。

 森井さんはポートラムを風に見立てて大切な人に花を運んでいく様子を表現。車体に赤やピンクをグラデーションに配色して、目にした人が温かい気持ちになってもらえるようにした。花柄などをちりばめ和の雰囲気も演出した。

 7日はルルのメンバー10人が車両基地を訪れ、花柄のラッピングシートを貼り付けた。森井さんは「おしゃれな車両になってうれしい。花に込める思いを乗客や見た人に感じてもらいたい」と話した。

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