「『母の日』子ども食堂×フードドライブ」と題したイベントが8日、富山市の総曲輪レガートスクエアで開かれ、親子連れらが子ども食堂の料理を味わったり、「母の日マルシェ」で買い物を楽しんだりした。
やなぎまち子ども食堂を運営するコミュニティカフェ「空満(からふる)」(富山市東田地方町、坪坂明子代表)が企画。母の日にちなみ、富山市内の飲食店17店舗が出店するマルシェが開かれ、生鮮食品や自慢の料理を販売するブースが並んだ。
子ども食堂のコーナーでは、スタッフたちが、わかめご飯や照り焼きチキンの弁当100食を子どもたちに振る舞った。富山市の明(みょう)遙香さん(8)は「お弁当がとてもおいしい。イベントがたくさんあって楽しかった」と話した。
食品ロスを防ごうと、家庭で余った食品を集めて必要としている団体などに提供する「フードドライブ」のコーナーもあった。
母の日の企画として、新聞紙ファッションショーも開かれ、子どもたちが新聞紙で作ったドレスや鎧を身に着け、カーネーションを渡した。このほか、大道芸人「TANE(タネ)」さんによるパフォーマンスなどもあった。北日本新聞社後援。