巣箱の写真から野鳥について説明を受ける園児たち

巣箱の写真から野鳥について説明を受ける園児たち

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野鳥のひなは拾わないで 園児が生態学ぶ

北日本新聞(2022年5月11日)

 子どもに野鳥への理解を深めてもらうイベント「ヒナを拾わないDAY」が10日、富山市婦中町吉住の県自然博物園ねいの里で行われ、同市音川保育所の年長児9人が野鳥を拾ってはいけないことを学んだ。

 愛鳥週間(10~16日)に合わせ、野鳥について正しい知識を持ってもらおうと、県とねいの里が企画した。園児たちは紙芝居の読み聞かせを通し、道端にいるひなは親鳥が近くにいるため、触ってはいけないことなどを教わった。

 園内にある巣箱の写真を見ながら鳥の生態の説明を受けたほか、県鳥獣保護センターで保護されているハヤブサやトビなどを観察した。佐藤太一ちゃんは「楽しかった。ひなを見つけても触るのを我慢する」と笑顔を見せた。

 同園は16日まで、バードウオッチングの楽しみ方や野鳥の正しい救護法など野鳥に関する相談に応じる。相談内容を事前に説明する必要がある。問い合わせは同園、電話076(469)5252。

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