イベントをPRする実行委のメンバーら

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県内のお酒飲み比べて 29日、富山でイベント

北日本新聞(2022年5月15日)

 富山県内の日本酒メーカー、ワイナリー、ビール醸造所、ウイスキー蒸留所が一堂に会し、60種類以上を飲み比べできるイベントが29日、富山市湊入船町の親水広場で開かれる。「メード・イン富山」のお酒のファンを増やそうと酒販店の若手有志でつくる実行委員会が企画。新型コロナウイルスの影響が長引き、酒の販売量が落ち込む中、消費の拡大とにぎわいづくりに一役買う。

 「TOYAMA SAKE日和」と銘打ち、2019年8月から高岡市で不定期に開催してきた日本酒イベントの第3弾。初めて会場を富山市に移し、日本酒以外の酒も取り扱うことにした。入場チケットを購入すれば何杯でもお代わりできるメイン会場と、入場無料で1杯ずつ販売するサブ会場を設ける。

 メイン会場は日本酒メーカー17社がブースを構え、約50銘柄をそろえる。各社の蔵人が酒造りへの思いを語り、好みに合った銘柄を提案する。

 サブ会場にはワイナリーとビール醸造所が各3社と、北陸で唯一ウイスキーを製造する若鶴酒造(砺波市)の三郎丸蒸留所が出店。各社の個性豊かな味わいを楽しめる。

 実行委はリカーポケットみずはた(富山市)、なかやす酒販(高岡市)、長岡酒店(魚津市)でつくる。なかやす酒販社長で実行委代表の中山士門さん(43)は「造り手と交流しながら、富山に魅力的なお酒がたくさんあることを知ってほしい」と話す。

 イベントはメイン会場が午後1時半から、サブ会場が午前11時半からで共に午後5時まで。チケットは前売り3千円、当日3300円で、実行委の各店や出店メーカーで販売している。

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