修理を終えたディスクオルゴール(右)

修理を終えたディスクオルゴール(右)

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円盤オルゴール復活 とやま自遊館、修理終える

北日本新聞(2022年6月22日)

 昨秋に故障したとやま自遊館(富山市湊入船町)の「ディスクオルゴール」が修理を終え、24日に同館で開かれるコンサートで復活した音色を披露する。表面に凹凸を付けたレコードのような金属の円盤をセットして音を出すタイプで、開館当初から設置されている。今年はオープンから25周年に当たり、音色を楽しみながら同館の歩みを振り返ってもらう。

 ディスクオルゴールは木製で、高さ約1・8メートル、幅約0・7メートル、奥行き約0・5メートル。れんが造りで落ち着いた雰囲気に調和するように、自遊館が1997年のオープンと同時に購入した。季節に合わせた音楽を重量感のある音で演奏してきたが、昨年11月ごろから動きが悪くなり、修理して今年4月から少しずつ動かし始めた。

 同館は楽器メーカーのフジケン(長野県)と共同で企画した開館25周年記念イベントの中に、快気祝いのコンサートを盛り込んだ。イベント初日の24日には、訪れた人の活力につながるような15曲を演奏する予定。同館営業企画部の渋谷雅樹課長は「自遊館の歴史と共に歩んできたオルゴールの音色を聴いて、元気をもらってほしい」と話す。

 コンサートは入場無料。演奏は約30分間で、午前10時と午後2時の2回行う。8月21日まで、国内外のオルゴール約30種類を展示する。

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