初のスカイランタンフェスに向け、光の見え方などを確かめる山田地域の住民

初のスカイランタンフェスに向け、光の見え方などを確かめる山田地域の住民

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七色のランタン夜空彩る 7月牛岳でスカイフェス

北日本新聞(2022年6月29日)

 七色の発光ダイオード(LED)を入れたランタン200個を夜空に浮かべる「スカイランタンフェスティバル」が7月23日、富山市山田小谷の牛岳温泉スキー場で初めて開かれる。新型コロナウイルスの流行前まで同スキー場で毎年行われてきたライトアップイベントの後継行事で、山田地域のにぎわい創出を目指し、地元住民が準備を進めている。

 スカイランタンフェスは、住民でつくる山田地域活性化協議会が開く。LEDを風船の中に入れ、ヘリウムガスを注入。風船を紙に包んでランタンを作り、約10メートルのひもに結び宙に浮かべる。

 牛岳温泉スキー場では2013~19年の夏、ペットボトル型のLED照明をゲレンデに並べるライトアップイベント「虹のかけはし」を開催。新型コロナの影響で20年から途絶えており、協議会がグリーンシーズンの牛岳をはじめ山田地域の魅力を広く発信しようと、新たな行事を企画した。

 6月中旬に協議会のメンバーが会場でランタンの試験点灯を行い、光の見え方などを確かめた。山田憲彰会長(70)は「挑戦の気持ちで何とか成功させたい。山田地域の意気込みを多くの人に感じてもらえればうれしい」と話している。

 フェスは夜空にランタンを浮かべるほか、世界平和を訴える光のモニュメントの設置や、よさこい演舞も予定している。北日本新聞社後援。 

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