立山の四季をイメージしたインクを紹介する沼さん

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ご当地インクいかが 富山の文具店「綴ル」、立山イメージの4色

北日本新聞(2022年8月18日)

 富山市南田町の文具店「日々を綴(つづ)る道具店 綴ル」は、富山の魅力を色で表現したご当地インク「Color diary TOYAMA」を販売している。シリーズ第1弾は立山の四季をイメージした4色で、店主の沼美紀子さんは「インクを通して富山に親しみを感じてもらいたい」と話す。

 「綴ル」は昨年5月にオープンし、ペンやレターセットなど手書きを楽しむための文具約200種類をそろえる。万年筆やガラスペンにつけて使うインクは熱心なコレクターが多く、全国の文具メーカーが地元の風景や名物を色に落とし込んだご当地インクを開発している。沼さんも開業以来、富山ならではのインクの構想を練り続けてきた。

 今回発売するのは雪解けの風景と春への期待を表現したブルー、盛夏の山々を映すみくりが池をイメージしたグリーン、移り変わる紅葉を思わせるオレンジ、雪が積もった冬の山肌のようなグレーの4色。ブルーとグレーはラメ入りで、オレンジは紙にのせると色の深みが増す「古典インク」を採用した。

 インクは11日の「山の日」に立山・室堂で行われたイベントでお披露目した。今後も随時新色を発売する予定で、沼さんは「県民だけでなく、県外の人にも富山のお土産として楽しんでほしい」と語る。

 10ミリリットル入りで各1200~1500円。箱入りの4色セット6500円も数量限定で販売する。店頭のほか、17日から同店のオンラインショップでも取り扱っている。

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