富山市大沢野地域特産のイチジクの出荷が22日スタートした。今シーズンは気温が高い日が多く、雨が適度に降ったことから順調に生育した。生産者によると、10月ごろまでに約800キロの出荷を見込んでいる。
主力品種は「桝井ドーフィン」。特徴である甘みは十分で、収穫量も例年並みを見込んでいる。23日から県内のスーパーなど店頭に並ぶ。
初日は生産者4人が、同市上大久保(大沢野)の大沢野営農経済センターに集まった。
甘い香りが漂う中、赤い実を箱に詰めるなど出荷作業に汗を流した。