家具販売の米三(富山市中央通り、増山輝社長)は9月23日、サステナビリティー(持続可能性)をテーマにした新業態の店舗「トトン」を同市問屋町にオープンする。中古家具の部品を使ってDIYができるコーナーを設け、これまで廃棄していた家具の利活用につなげる。カフェやコワーキングスペースなども入る。
同社の物流配送センターの一部を改装した。2階建てで、延べ約1610平方メートル。DIYコーナーでは、顧客から引き取った家具を解体して選別した部品を販売。自由に使える工具や機材も用意し、同社の家具職人が相談に応じる。
地元の食材を使ったカフェやコワーキングスペース、写真スタジオなども設ける。環境に配慮して製作された日用品やアクセサリーを販売するほか、サステナビリティーに関するイベントを定期的に開く予定。