富山県内の多彩な食材や特産品を紹介するイベント「越中とやま食の王国 秋フェスタ2022」が29日、富山市友杉のテクノホールで始まった。豊かな山海の幸がずらりと並び、大勢の来場者でにぎわった。30日まで。
県内各地の野菜や果物、魚介類、加工品を販売する「王国旬彩市場」「王国うまいもん市場」やテイクアウト弁当を提供するコーナー、移動販売車エリアなどに117のブースが並び、訪れた家族連れらが旬の味覚を買い求めた。今年は県内の若手農家や有機農業者を紹介する特設エリアが新たに設けられ、珍しい農産物が並んだ。
とやま和牛やとやまポークを並べた「とやま肉祭り」が人気を集めたほか、県産米粉を使った商品コンテストの応募作品を展示するコーナーもあった。
会場では県花卉(かき)協会の第52回県花き品評会も開かれている。
30日は午前10時~午後4時。フェスタは県や各市町村、県JA中央会、県漁連、県食品産業協会、北日本新聞社などでつくる実行委員会主催。