フィルの住居フロアを見学する参加者

フィルの住居フロアを見学する参加者

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学生向けシェアハウス完成 富山市民プラザが整備

北日本新聞(2022年12月16日)

 富山市民プラザ(京田憲明社長)が富山市荒町に整備してきた学生向けシェアハウス「fil(フィル)」が完成し、15日、記念のトークセッションが同プラザで開かれた。先行して入居している学生やまちづくりに携わる関係者らが期待や住んでみた感想を語り合った。来春、本格オープンする。

 今年3月から路面電車沿線にある空きビルの改装を始め、11月下旬に完成させた。鉄骨5階建てで、延べ床1021平方メートル。1階部分が食堂や交流スペースで、2~5階が住居フロアとなる。18歳以上でまちなかの活動に参加できる学生が対象となり、大学生、大学院生の男女5人が先行入居している。

 トークセッションでは、富山市民プラザ取締役会長の森雅志前富山市長や富山大都市デザイン学部都市・交通デザイン学科の久保田善明教授ら5人が登壇。学生がまちなかに住むことで期待することや、どのような体験が得られるかなどについて話した。先行入居をしている前田瑠(るい)さんは「既に入居者や社会人との交流があり、生活を楽しんでいる」と話した。

 トークセッション後、参加者は同市荒町のフィルに移動し、住居フロアと食堂を見学した。

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