優しい笑みを浮かべた300体のひな人形が、ホテルのロビーにずらり-。新潟県胎内市東本町の中条グランドホテルに、市民から寄付されたひな人形が飾られ、厳しい寒さの中で一足早い春を演出している。
市観光協会が2015年から、家庭で役目を終えたひな飾りを集めて行っている恒例行事。昨年まではロイヤル胎内パークホテル(同市夏井)に飾っていた。今年は会場を変えることで、より多くの人に見てもらおうと、市街地のホテルに会場を変更した。
ロビーに足場を組んで作った巨大な7段飾りを中心に、色とりどりの着物を着たお内裏様やおひなさまが並ぶ。担当者は「県内外のお客さんに、一足早く春の雰囲気を楽しんでほしい」と話していた。
展示は3月21日まで。