2022年5月にフランスで開かれた日本酒コンクールで最高評価を受けた富美菊酒造(富山市百塚)の羽根敬喜社長らは2日、県庁で新田八朗知事に結果を報告し「少しずつ輸出用の製造を増やしていきたい」と意気込みを語った。
コンクールはフランスのトップソムリエらが審査し、5部門に計1110本が出品。同社の「羽根屋 スパークリング」はスパークリング部門の最高賞を受賞した。このほか、同時期に英国で開かれた品評会でも「羽根屋 吟醸」がトップと僅差の2位に選ばれた。
羽根社長と羽根千鶴子営業部長は「富山の地酒の素晴らしさをアピールできた。今後も世界でチャレンジしたい」と話し、知事も「日本酒ファンが海外で増えている。輸出の取り組みを応援したい」と述べた。