イシダイの「イシちゃん」の等身大パネルを紹介する生徒

イシダイの「イシちゃん」の等身大パネルを紹介する生徒

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お魚キャラ 会いに来て 魚津水族館の来館者増へ富山北部高生が作製

北日本新聞(2023年2月16日)

 富山北部高校情報デザイン科の3年生4人が、魚津水族館(魚津市三ケ)で展示されている魚介類を中心とした19種類を擬人化したキャラクターを作った。中高生らの来館を増やすことが狙いで、キャラクターの等身大パネルや関連グッズを作製。18、19の両日に同館でパネルを展示し、グッズを限定販売する。

 情報デザイン科の3年生による「富山の観光」をテーマにした課題研究として実施。桃井響さん、柴崎葵さん、中川美里さん、寺家凜織さんでつくるチーム「Hello!」は魚を活用した観光振興に着目した。

 研究を進める中で、4人は魚津水族館を訪れる中高生や大学生が多くないことを知った。同年代の視点で来館者を増やすためのアイデアを考え、キャラクター化に取り組んだ。

 同館の「おさかなショー」に出演するイシダイの「イシちゃん」やウマヅラハギの「ウーちゃん」、イシガキダイの「ガッキー」のほか、ホタルイカやシロエビなどを擬人化。色や模様などを反映させた。等身大パネルのほか、キャラクターをデザインした缶バッジやステッカー、シールなどのグッズも作った。

 18、19の両日の午前10時~正午と午後1~3時に同館3階の「うおすいファミリウム」でキャラクターの解説やグッズ販売、塗り絵教室を行う。リーダーの桃井さんは「キャラクターを通して水族館の楽しさを知ってほしい」と話した。

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