人気アニメ「ソードアート・オンライン」(SAO)の世界観を紹介する展覧会が16日、富山大和6階ホールで始まった。絵コンテなどの制作資料や主要シーンを描いた大型パネルなどがそろい、大勢のファンでにぎわった。4月3日まで。
同作はファンタジー世界を体験できるVR(仮想現実)ゲームを舞台に、主人公が仲間と力を合わせてゲーム攻略を目指す物語。原作は川原礫(れき)さんの小説で、全世界でシリーズ累計発行部数3千万部を突破した。2012年から20年にかけて4シリーズがテレビアニメ化されている。
会場には、キャラクターデザインの原案や本展のために描き下ろしたイラストなどを展示。パネルを並べてアクションシーンを再現したコーナーでは、来場者が思い思いに写真を撮っていた。
友人2人と訪れた小竹楽(らく)さん(19)=富山市=は「細やかに描かれた絵コンテを見て、作品の世界に引き込まれた」と話した。グッズの販売コーナーもある。
北日本新聞社主催、富山大和協力。