「ぐるぐる―自然界のかたち―」と銘打った企画展が、富山市科学博物館(同市西中野町)で開かれ、自然界に存在しているさまざまな渦巻き模様や、らせん構造の面白さを伝えている。5月21日まで。
パネルで渦巻き模様をしたアンモナイトや、とぐろを巻いたヘビなどを紹介したほか、らせん構造をしたヒツジの角の標本、DNAの模型といった約150点を展示した。星が集まり渦を巻いたように見える宇宙の「ぐるぐる」も紹介。構造や働きなどについても解説している。
学芸員の岩田朋文さん(30)は「渦巻きという一つのテーマで世の中を見ると、楽しくなるのでは」と話している。