園児を乗せて富山駅に向かって走り出す「パト電車」

園児を乗せて富山駅に向かって走り出す「パト電車」

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「パト電車」出発進行 地鉄・県警、交通安全・防犯意識高める

北日本新聞(2023年4月19日)

 富山地方鉄道と富山県警は18日、パトカーをイメージしたラッピングを施した路面電車「パト電車」の運行を始めた。富山市中心部を走る姿を利用者や住民らに見てもらい、交通安全や防犯の意識を高めてもらうのが狙い。富山地鉄と県警のラッピング企画は初めて。

 1車両にラッピングをし、交通安全の川柳などを掲げた。南富山駅と富山駅、富山大学前駅をつなぐ区間で1年間走らせる。

 この日は同市大町の南富山駅で出発式があり、富山地鉄の辻川徹社長や石井敬千(のりかず)県警本部長、運行に協力した県自動車販売店協会の品川祐一郎会長と県交通安全協会の翠田章男会長も出席した。石井本部長は「夏でも冬でも時間通りに運行する電車は、警察官の活動と重なる。パト電車を見て、県民の交通安全意識が高まってほしい」とあいさつした。

 式後は、地元の堀川幼稚園の年長児56人が富山駅に向かった。

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