富山地方鉄道は12日から、屋根のない2階建てバス「スカイバス」を立山・室堂周辺で運行する。乗客に地上3・5メートルの2階席から、立山黒部アルペンルートの「雪の大谷」を楽しんでもらうのが目的。9日は報道陣向けの試乗会があり、実際のコースを走行した。
「アルペンルートコース」として、12~21日に1日7本を運行する。室堂ターミナルを発着点とし、国見駐車場で折り返す1周3・2キロのコースで、15分かけて周遊する。
バスは2階席のみで全40席。11日は富山駅前発室堂行き、21日は室堂発富山駅前行きの直通便もそれぞれ運行する。
富山地鉄の担当者は「スカイバスから迫力ある雪の大谷を存分に楽しんでほしい」と話している。