富山市粟巣野(大山)のあわすのスキー場に、高さ4メートル以上の巨大ブランコがお目見えした。ウインターシーズンだけでなく、年間を通じて多くの人にスキー場で楽しんでもらいたいと企画。見晴らしの良い開放的な景色が堪能できる。
巨大ブランコは木製で、標高約630メートルの位置にある。高台を作り、その上にブランコを設置。ちょうど大辻山や立山黒部アルペンルートの美女平に向かって飛び出していくような開放感や爽快感を味わうことができる。
ブランコは昨年、立山町の大観峯(だいかんぼう)自然公園の山頂休憩所に期間限定で設置された。同公園の魅力創出に取り組んでいる里山マウンテンバイクツーリズム実行委員会(佐藤将貴代表)が県から借り受けたもので、あわすのスキー場でも、以前からブランコを設置する構想があったため、佐藤代表を通して県から借りた。
設置は10月末までを予定。松井一洋支配人は「爽快感をぜひ楽しんでほしい」と呼びかけ、佐藤代表は「ブランコを楽しみ、スキー場近くにある名所にも足を運んでもらいたい」と笑顔を見せた。
晴れた日の土日曜、祝日に利用できる。料金は1回300円または500円。利用する際はハーネスを着ける。同スキー場のホームページで利用できるか確認できる。