「そしてこれから―粕谷千春写真展―」が、富山市中央通りのギャルリ・ミレーで開かれている。同市の写真家、粕谷千春さんが、富山の美しい光景を独自の視点で見つめた組み写真など12作品を展示している。7月23日まで。
「今年限りの向日葵(ひまわり)」は、農地を肥やすために植えられたヒマワリの切ない美しさを表現。県中央植物園の花々を色鮮やかな油絵のように捉えた作品もある。
会場には、粕谷さんが作品に込めた思いを小説風につづったパンフレットがあり、来場者は写真の中の物語を楽しめる。
会期期間中の11日と7月9日に、粕谷さんのギャラリートークがある。