8月1日に開かれる「第75回北日本新聞納涼花火富山会場」の関係者による打ち合わせが29日、北日本新聞社で開かれた。行政や警察、消防などから30人が出席し、昨年より花火の打ち上げ時間を延ばすことや露店の設置など、新型コロナ禍以前の開催規模で行うことを確かめた。
昨年は新型コロナの感染対策を講じた上で3年ぶりに開いた。今年はコロナ禍前の態勢に戻すことを目指す。富山大空襲や戦時中の犠牲者の鎮魂、平和への願いを込めて富山市の神通川有沢橋下流で行う。
花火の打ち上げは午後7時40分からの予定で、時間は昨年の30分間から45分間に延ばす。打ち上げ前には、県社会人吹奏楽連盟によるステージイベントが4年ぶりに復活する。有料の観覧席には、ゆったりと花火を楽しめるリクライニングシート席が新たに登場するほか、コロナ禍前まで恒例だった4人掛けのガーデンテーブル席も設ける。交通規制や警備体制についても話し合った。荒天時は中止する。