二科会写真部富山支部長の長田達明さん(魚津市)の写真展が同市の魚津埋没林博物館で開かれている。2000年前の姿を今に残す同館の埋没林を捉えた作品が並ぶ。17日は長田さんのギャラリートークがあった。
長田さんは約4年前から同館に通い、自然の神秘をモノクロ写真で切り取ってきた。写真展は昨年発刊の写真集に収録した約110点の中から25点を選び、「沈黙からの目覚め」と題して展示。迫力ある描写で埋没林の魅力を伝えている。
ギャラリートークで長田さんは「ファインダーを通して見る埋没林は違った感動がある」などと話し、作品を解説した。作品展は8月31日まで。