全日本空輸の国際線ファーストクラスの全路線で９月１日から、立山町白岩の日本酒メーカー「白岩」が手がける日本酒「ＩＷＡ（イワ）５」が提供されることが決まった。全日空が富山－東京便の運航６０周年を記念して実施し、１１月末まで提供する。

　白岩は、高級シャンパン「ドン・ペリニヨン」の醸造最高責任者を務めたフランス人のリシャール・ジョフロワ氏が率いる酒造メーカー。２０２１年に立山町に生産拠点が完成した。

　ＩＷＡ５は日本酒では珍しい「アッサンブラージュ（ブレンド）」の技法を活用。複数の日本酒を毎年異なる比率で組み合わせ、年によって異なる味わいを楽しめるのが特長で、国内外の高級レストランなどに納入されている。

　富山空港は８月２０日、開港と全日空富山－東京便の就航から６０周年を迎えた。節目を記念し、ファーストクラスで富山の日本酒を味わってもらう。