一面に咲き誇るヒマワリ=朝日町舟川新

一面に咲き誇るヒマワリ=朝日町舟川新

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花の名所、秋の共演 朝日町舟川べりでヒマワリにヒガンバナ、田んぼアート見頃

北日本新聞(2023年9月19日)

 朝日町舟川新の舟川近くで、ヒマワリが咲き誇っている。舟川べりのり面ではヒガンバナも開花し始めており、隣接する田んぼアートを加えた秋の"共演"が訪れた人の目を楽しませている。

 舟川新地区は山々を背景に桜やチューリップ畑などが織りなす景観「春の四重奏」で知られる。地元のチューリップ農家「チュリストやまざき」の山崎久夫さんが、秋も楽しめる花の名所をつくろうと、今年初めてヒマワリ栽培に挑戦。1・5ヘクタールのチューリップ畑に種をまいた。花が咲き終わった後はトラクターで刈って肥料にする。

 ヒガンバナは山崎さんや町内会の有志らが2016年から球根を育てている。舟川と隣接する田んぼでは「富山の春」をテーマとした田んぼアートが見頃。7種類の古代米の稲穂が紫や白に色づき、ホタルイカやチューリップの絵柄が浮かび上がる。

 入善町からカメラを手に訪れた女性会社員は「季節ごとにいろんな花が楽しめるのがいい」と笑顔を見せた。ヒマワリとヒガンバナは、10月上旬までが見頃という。

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