「めがねのまちさばえSDGsフェス」は9月30日、10月1日の2日間にわたり、福井県鯖江市東公園陸上競技場で開かれる。SDGs(国連の持続可能な開発目標)に取り組む70以上の企業・団体が一堂に会し、体験や販売のブースを構える。若者に人気のタレントやインフルエンサーを招いたステージも企画する。
SDGsを重点施策に掲げる鯖江市が昨年度に続き開催。身近な暮らしやまちづくり、企業活動を通じたSDGsの取り組みを広くPRし、持続可能な社会への機運を高める。
「SDGsエリア」では、市内の事業者らが、ペットボトルを使った眼鏡作りや、眼鏡の端材を生かしたキーホルダー作りなどの体験を企画。規格外野菜の販売や育児用品のフリーマーケットのほか、女性活躍や性的少数者の権利を考える市民団体も出展する。
クラフト作家が集うハンドメイドエリア、親子で体を動かせる子どもエリア、フードエリアも設ける。
隣接する市総合体育館で両日開かれる、市スポーツ協会の「鯖江市民スポーツの日」ともタイアップ。明治安田生命福井支店が主催する、元サッカー日本代表中田浩二さんを招いたサッカー教室(30日)や、福井ブローウィンズのバスケットボール教室(1日)、ニュースポーツの体験会などを実施する。
フェスの企画運営には、地元鯖江高の生徒や学生サークル「さばえSDGs部」が全面協力。2日間で延べ100人以上がボランティアスタッフとして参加し、若い力で鯖江を盛り上げる。
両イベントとも午前10時~午後4時で参加無料。