富山の食の魅力を発信する「越中とやま食の王国　秋フェスタ２０２３」が２１日、富山市友杉のテクノホールで始まった。県内各地から海・山・野の幸が集まり、大勢の来場者でにぎわった。２２日まで。

　１３１の事業者による約１７０のブースが並んだ。新鮮な地場野菜や果物がそろった「王国旬彩市場」や、出来たてのラーメンなどを味わえるキッチンカー、県産米粉を使ったパンやスイーツの販売コーナーなどが人気を集めた。来場者は試食しながら商品を吟味したり、休憩スペースで飲食を楽しんだりした。

　シェフや学生らが特設ステージで料理を実演するイベントや、県産食材を使って伝統料理の作り方を学ぶ体験コーナーもあった。

　県花卉（かき）協会の第５３回県花き品評会も開かれた。

　２２日は午前１０時～午後４時。フェスタは県や富山市、県ＪＡ中央会、県食品産業協会、北日本放送、北日本新聞社などでつくる実行委員会主催。