飲食店や菓子店など参加店に持参するとサービスを受けられるカード=阿賀野市窪川原

飲食店や菓子店など参加店に持参するとサービスを受けられるカード=阿賀野市窪川原

新潟県 新発田・月岡・阿賀野 その他

持っとくとどんなサービス?おトクなカードと街へ繰り出そう!道の駅あがので特典付き店舗カード配布・阿賀野市 "折り白鳥"で瓢湖PRも

新潟日報(2023年11月21日)

 新潟県阿賀野市窪川原の道の駅あがのを訪れた人々に、市内各地へ足を延ばしてもらおうと、新たな取り組みが始まった。道の駅で市内14店のカードを配り、各店に持参するとサービスを受けられる。また、県内有数の白鳥飛来地である瓢湖をPRするため、折り鶴を参考にした"折り白鳥"作りの企画も行っている。

 道の駅あがのは2022年8月にオープンし、年間で約75万2千人が訪れた。新型ウイルス禍前に市が集計した観光入り込み客数の6割に当たり 、多くの人が訪れているが、各地の観光地や商店のにぎわいにどうつなげるかが課題になっている。

 カードと折り紙の取り組みはいずれも10月中旬に始まった。カードは阿賀野市観光協会の事業。飲食や菓子など参加店舗ごとにはがき大のカードを用意し、それぞれ店名や所在地域、持参した人へのサービスが記載されている。例えば「五頭山麓御食事処(どころ) 山清水」(笹神)では食事した人にドリンクかアイスのサービス、居酒屋チェンマイ(水原)では200円の割り引きを受けられる。

 カードは道の駅に設けられた看板に掲げられ、持ち帰ることができる。観光協会事務局の市商工観光課は「カードを持って、買い物や周遊を楽しんでほしい」としている。また、協会は有料で参加する店舗を募集している。

 折り紙の取り組みは、道の駅あがのと観光施設「瓢湖白鳥観察舎」などが始めた。道の駅で白い折り紙を無料で配布。鶴の折り方の説明書を基に、子どもらに折り白鳥作りを楽しんでもらうことで、白鳥飛来地の瓢湖に関心を持ってもらうのが主な狙いだ。

 白鳥が北方へ戻る来年3月上旬ごろまで。出来上がった白鳥は、期間中に道の駅あがのなどで展示される。

 観察舎の土井一心太(いっしんた)さん(41)は「家族や友人と一緒に折り紙を楽しんでもらった後、ちょっと足を延ばして瓢湖まで来てほしい」と話した。

 白鳥の折り紙は観察舎と五頭温泉郷の旅館でも楽しめる。

 問い合わせは道の駅あがの、0250(25)7011。

詳細情報

リンク
道の駅あがの|新潟県阿賀野市の国道49号沿いの道の駅 https://agano.co.jp/
今月のお得な国内ツアー びゅう

新発田・月岡・阿賀野 ニュース

新発田・月岡・阿賀野
イベント

新発田・月岡・阿賀野
スポット