富山の冬をイルミネーションやイベントで彩る「とやまスノーピアード2024」が1日、富山市中心部で始まり、約8万個のLED(発光ダイオード)が富山駅前や城址大通りなどを幻想的な光で照らした。来年1月31日まで。
イルミネーションは、富山駅周辺や城址大通りの街路樹で実施した。毎年、同駅南口の駅前広場に設置する「イルミネーションゲート」を初めて北口の駅前広場にも設けたほか、南口と北口の両駅前広場の街灯にLEDの装飾を施した。点灯は午後5時~同10時。
1日は富山駅南口の駅前広場で点灯に合わせたイベントが開かれた。桐朋オーケストラ・アカデミー(同市呉羽町)の学生4人が「花のワルツ」やクリスマスメドレーを含む6曲を披露し、駅に向かう高校生や会社員らを楽しませた。
とやまスノーピアードは富山市や富山商工会議所などでつくる運営委員会主催、富山テレビ放送、北日本新聞社など共催。2日は北日本新聞社が「02クリスマスマーケット」を同市のグランドプラザで開く。
「とやま左義長まつり」は新型コロナウイルスへの感染を防ぐため中止する。来年1月の1~13日に、市内24の神社で正月飾りなどの回収を受け付ける。