地域外のアーティストを一定期間迎え入れる事業で、11月から富山市に滞在するチェコ在住のガラス作家、ヴェンドゥルカ・プラハロヴァーさんの展覧会が2日、同市ガラス美術館で始まった。富山でのさまざまな出会いから生み出した作品が並ぶ。10日まで。
同美術館と富山ガラス造形研究所、富山ガラス工房が2010年から行う「アーティスト・イン・レジデンス」の一環。プラハロヴァーさんが神社やフリーマーケットなどで見つけた、母国とは違った形の野菜や、人形作家らと接して着想を得た作品が並ぶ。来場者は地域との関わりが反映された作品にじっくりと見入った。
プラハロヴァーさんは4日に同市老田小学校で訪問授業、9日には同市西金屋の富山ガラス工房第2工房で公開制作を行う。