「美の祭典 越中アートフェスタ」の実行委員会が22日、富山県庁であり、今年の第19回展を11月16~20日の5日間、県民会館で開くことを決めた。例年行っていた巡回展は休止し、新たに交流事業を実施する。
巡回展は2022年まで高岡、新川、砺波の3カ所で開いてきた。運搬経費の高騰で23年は高岡のみに減らしたが、さらに費用の高騰が予想されることから休止を決めた。代わりに県内の芸術家らによるアートパフォーマンスや子ども向けのアート体験会など新たな交流事業を企画し、県民にアートに親しむ機会を提供する。
アートフェスタは平面と立体の2部門で作品を募る総合美術展。ジャンルの枠を超えた視点で評価し、全作品から入賞作を選ぶ。