イベントをPRする実行委員会のメンバーたち

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着ぐるみ恐竜でレース 富山・大山地域で6月8日新イベント

北日本新聞(2024年5月20日)

 恐竜化石の発見地という特色を生かし地域を盛り上げようと、富山市南商工会青年部大山支部でつくる実行委員会は6月8日、「大山ダイナソー祭り」と銘打った催しを大山地域で初めて開く。メインイベントは恐竜の着ぐるみ姿で走るティラノサウルスレースで、大人から子どもまで楽しめる。メンバーは「長く愛されるイベントにしていきたい」と意気込んでいる。

 新型コロナの影響で、大山支部が中心となり運営してきた地元恒例のイベント「ごんべ祭り」が4年間中止となった。昨年の5類移行を受けて、縁の深い恐竜をテーマに内容を見直して実施することにした。

 大山地域では1990年に富山市亀谷(大山)で恐竜の足跡化石が、95年には山あいの林道で国内最大規模の足跡化石群が見つかった。肉食恐竜の化石やアンキロサウルス類の足跡化石なども発見されている。

 会場は同市花崎(大山)の大山総合グラウンド。目玉のティラノサウルスレースは成獣の部(中学生以上)、幼獣の部(小学生)、タマゴの部(小学生未満)を設ける。着ぐるみは実行委から借りられ、出場者はかぶって競走する。地元の園児による恐竜ダンスやキッチンカーの出店もある。森元隆介実行委員長は「大山地域の活性化につなげたい」と話した。

 成獣の部は約100人、幼獣の部は約50人の参加を受け付ける。タマゴの部は人数制限を設けない。イベントの公式ホームページから予約でき、締め切りは6月4日。応募多数の場合は抽選する。

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