富山市八尾町松原のブルーベリー観光農園「ベリー・ベリー・ヤミー」が、15日から今季の営業を始める。早生(わせ)品種が紫に色づき始めており、予約制で摘み取り体験を楽しめる。
同農園は富山平野を一望できる高台で2015年に開園し、10年目を迎える。脱サラして農家に転身した落合良幸代表(52)が、60アールの畑で約50品種千本をポット栽培している。
昨年7月の豪雨で、鉢に水を供給している井戸が壊れ、100本以上が枯れる被害を受けた。今年は900本ほどで収穫が可能で、15日には早生品種の「ユーリカ」や「オニール」など約10品種が食べ頃を迎えるという。
摘み取り体験は8月18日まで。落合代表は「品種によって甘さや酸味、食感が異なる。食べ比べて楽しんでほしい」と話している。
15日から畑に併設するカフェも営業し、ブルーベリーパフェやかき氷を提供する。金曜定休。問い合わせは落合代表、電話090(3513)8764。