630日まで作品を募集している「さばえ近松文学賞」のチラシ

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恋の短編小説、30日締め切り 鯖江市のさばえ近松文学賞

福井新聞(2024年6月24日)

 福井県鯖江市立待地区で生まれ育ったとされる江戸時代の文豪、近松門左衛門の没後300年を記念した「さばえ近松文学賞」(福井新聞社共催)は、応募の締め切りが6月30日に迫っている。鯖江の歴史や文化を絡めた「恋」にまつわる短編小説を募っている。

 地元有志らでつくる近松の里づくり事業推進会議が昨年復活させ、今年は「恋話(KOIBANA)リターンズ2」と銘打った。

 作品は400字詰め原稿用紙10枚以内とし、町人の恋模様などを描いた近松にちなみ、男女間にかかわらず恋にまつわる話を募集。作中に歴史や文化、産業など鯖江に関する要素を少なくとも一つ入れる。

 福井の眼鏡産業の黎明(れいめい)期を描いた映画「おしょりん」の原作者で、小説家の藤岡陽子さんが特別審査員を務める。最高賞の近松賞1点(賞金10万円)、優秀賞2点(同3万円)、佳作3点(同1万円)を決め、10月12日の「たちまち近松まつり」で表彰する。作品の著作権は主催者に帰属する。

 応募は鯖江市ホームページ内の専用サイトから。立待公民館(〒916―0005、鯖江市杉本町702の2)への郵送も可能。問い合わせは同公民館=電話0778(51)3376。

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