高岡市戸出地区の「第59回戸出七夕まつり」が4日、地区中心部で始まった。吹き流しやあんどんで彩られた約550本の華やかな七夕飾りが夜の街を照らし、訪れた人を楽しませた。7日まで。
中心部の通りに各団体が工夫を凝らして作った七夕飾りが並び、大きいものは高さ14メートル以上ある。新田町の大型の飾りは能登半島地震からの復興を願い、「高岡」「能登」の文字を入れたあんどんに光をともした。
家族で毎年見に来ているという富山市藤木の雄峰高校1年、奥村友規さん(15)は「大きな飾りは迫力がある。2歳のめいも楽しんでくれて良かった」と笑顔を見せた。
期間中は児童クラブあんどんパレード(5日)、民謡踊り街流し(6日)、和太鼓演奏(7日)などがある。地元自治会や市商工会などでつくる実行委員会主催、北日本新聞社協賛。