昨年のまつりでは、昔の歩荷(ぼっか)姿で案内するスタッフもいた=2014年5月2日、糸魚川市本町

昨年のまつりでは、昔の歩荷(ぼっか)姿で案内するスタッフもいた=2014年5月2日、糸魚川市本町

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糸魚川から塩の道歩こう 5月2日、大北の「祭り」と連動

信濃毎日新聞(2015年4月22日)

「塩の道」を糸魚川から歩こう―と5月2日、新潟県糸魚川市で「糸魚川・塩の道起点まつり」が開かれる。小谷村、白馬村、大町市で毎年5月3〜5日に開かれる「塩の道祭り」に連動させて、市民有志でつくる「世界ジオパーク塩の道を歩く会」が2012年に始め、4回目。参加者を募っている。

 塩や海産物を運んだ塩の道(旧千国街道)の起点は糸魚川で、市内にはそれを示す道標も残る。今年は北陸新幹線(長野経由)糸魚川駅の開業を記念。パンフレットには、スタート時間に間に合う新幹線の案内も載せ、長野方面から日帰りで参加できることもPRしている。

 午前8時から糸魚川駅日本海口(北口)隣接のヒスイ王国館で参加を受け付け、午前9時に出発する。約10キロを歩き、JR大糸線根知駅に午後3時到着予定。時間制限はなく思い思いの速さで歩ける。

 5カ所の茶屋(休憩所)が地元の協力で設けられ、最初の茶屋の蔵元では振る舞い酒もある。参加無料。事前申し込み不要。受け付け時に昼食(500円)を頼むと4カ所目の孝行茶屋(大野公民館)で受け取ることができる。

 問い合わせは歩く会代表の山岸寛幸さん(電話090・1050・0130)へ。

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