大地の芸術祭の新たなシンボルとなるヤギたち=6日、十日町市

大地の芸術祭の新たなシンボルとなるヤギたち=6日、十日町市

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十日町・大地の芸術祭 ヤギがつむぐ名作 「空間絵本」に3匹登場

新潟日報(2015年6月9日)


 大地の芸術祭の代表作品の一つ、十日町市の「絵本と木の実の美術館」で6日、ヤギの「しずか」と子ヤギ2匹の入学式が行われた。ヤギたちはかつての小学校校庭を根城に、7月に開幕する第6回芸術祭の新たなシンボルとなる。

 絵本と木の実の美術館は本紙読書面で連載している絵本作家、田島征三さん(75)の空間絵本となっている。田島さんは「6年前にここで作品の制作を始めてから、ヤギを飼うのが夢だった。生きているヤギも作品の一部なんです」と話した。

 若い頃にヤギを飼い、その乳が家族の重要な栄養源だったという田島さん。ヤギを題材にした絵本も多く手がけており、今年の芸術祭でもヤギをテーマの一つにする。

 入学式では作品制作ボランティアの楽団が演奏する中、3匹が入場した。"参列"した住民や子どもたち約100人は、しずかたちに草をやったり背中をなでたりして触れ合っていた。

 美術館では28日まで田島征三ヤギ展を開催中。

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