開発された縄文土器グッズ。右からランチバッグ、クッションカバー、スープマグ、靴下=十日町市博物館

開発された縄文土器グッズ。右からランチバッグ、クッションカバー、スープマグ、靴下=十日町市博物館

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ドキドキときめいたら触れて使って! 縄文土器デザインのグッズ4品目販売・十日町市博物館

新潟日報(2023年9月27日)

 新潟県十日町市西本町1の十日町市博物館は、ファッション・雑貨の開発、通販を手がけるフェリシモ(神戸市)とコラボし、所蔵する国宝の縄文土器をデザインしたクッションカバーや靴下などユニークな4品目を開発した。館内のショップで2品目を先行して売り出し、9月30日には残る2品目も追加販売する。市博物館は「博物館で縄文土器を見て家では商品を楽しんでほしい」としている。

 商品は「国宝火焰(かえん)型土器 縄文雪炎(ゆきほむら)クッションカバー」(5500円)、「古(いにしえ)の多様な装飾性を楽しむ縄文土器ソックス」(1足1870円)、「国宝王冠型土器ランチバッグ」(3410円)、「国宝火焰型土器 縄文雪炎スタッキングスープマグ」(1個2420円)。

 中でもクッションカバーは高さ約45センチ、上部の最大幅が約35センチで火焰型土器とほぼ同じサイズに作られている。全体に土器の画像がプリントされ、土器上部にある鶏のとさかのような「鶏頭冠突起」も立体的に再現。ひざかけやバスタオルなどを収納でき、表面は起毛加工されているため肌触りもよいという。

 ソックスは3種類あり、それぞれに違う型の土器文様がデザインされている。ランチバッグは王冠型土器の柄がプリントされ、肩かけや手持ちができるベルト付き。スープマグは3個重ねることにより火焰型土器の姿が完成する。

 館内のショップでは、ソックスとスープマグが先行販売されており、30日にクッションカバーとランチバッグも登場する。

 市博物館は1年ほど前、美術館や博物館とコラボしたグッズ企画などを担うフェリシモ「ミュージアム部」から土器をテーマにした商品開発、販売の提案を受けた。その後、土器の画像や用途、歴史などの資料を提供し協力してきた。

 市博物館の村山歩副館長は「暮らしの中で縄文土器に触れられるグッズができてうれしい」と話している。

詳細情報

リンク
十日町市博物館とフェリシモ「ミュージアム部」が縄文土器をテーマにしたコラボアイテムを販売します。 – 十日町市博物館 TOPPAKU|TOKAMACHI CITY MUSEUM https://www.tokamachi-museum.jp/news/230821-felissimo/
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