30万人目の乗客になり、ハイタッチで喜ぶチンさん(右)とマオさん

30万人目の乗客になり、ハイタッチで喜ぶチンさん(右)とマオさん

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大町側のトロリーバス30万人に 立山黒部アルペンルート

信濃毎日新聞(2015年6月20日)

 立山黒部アルペンルートの大町市側の出入り口となる関電トロリーバスの今季の乗客数が19日、30万人に達した。扇沢駅では、30万人目になった香港からの旅行客、会計士チン・レイスーさん(35)と大学生マオ・ヤオミンさん(23)に記念品が贈られた。くす玉を割った2人は、ハイタッチをして喜んでいた。

 30万人の達成は昨季よりも3日遅い。トロリーバスを運行する関西電力黒四管理事務所によると、アルペンルートにある黒部ダムと黒部平を結ぶケーブルカーが、機械故障で5月に3日間運休した影響があったという。

 黒部ダムでは今月26日に恒例の観光放水が始まる。同事務所の伊藤元紀運輸長は「これから夏の観光シーズン本格化を迎える。情報発信をしっかりして乗客数を増加させたい」と話していた。

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