一般社団法人日本現代写真家協会会員による写真展は30日まで、上田市天神の市交流・文化施設「サントミューゼ」の多目的ルームで開いている。県内外で活動する写真家の45点を展示。名古屋市などで開く巡回展の一環で、国内外で撮影した風景や人物など会員それぞれの個性的な作品が並ぶ。
あじさいと子どもたちを同じフレームに収めたり、祭りの様子を捉えたりとテーマはさまざま。協会会員で長和町在住の蔡瑩(さいいん)さん(57)も出品している。特別企画展として、協会会員で水中生物を撮影した横浜市の横溝文央さん(65)、星空の写真を撮影した埼玉県三郷市の青木紀二さん(73)の作品計18点も集めた。
24日に来場した上田市殿城の保川静枝さん(66)は星空の写真に、国際宇宙ステーションに滞在している宇宙飛行士の油井亀美也さん=南佐久郡川上村出身=のことも思い浮かべたといい、「星空に宇宙を感じた。見られてとてもうれしい」と話した。
午前9時〜午後5時(最終日は午後3時まで)、入場無料。28日休館。問い合わせは蔡さん(電話090・3336・6061)へ。