上田市の上田城跡公園で7日、ソメイヨシノが開花した。二の丸通り沿いの標本木では10輪ほどの白い花がかわいらしく咲いており、地元の信州上田おもてなし武将隊は「開花じゃ」と宣言した。
市都市計画課によると、6日はつぼみだったが、7日朝、「開花」となる「5輪以上の開花」を確認した。今年は、記録が残る1991年以降で最も早かった昨年(3月24日)より14日遅く、平年(4月7日)並みという。
家族3人で公園を散策していた上田市中央の会社役員、西沢壮太さん(41)はまだつぼみの状態が多い桜を見ながら「満開になった時に、また家族で来たい」と話した。
開花の遅れを受け、信州上田観光協会(上田市)は同公園で7日まで開催予定だった「上田城千本桜まつり」を14日まで延長する。