小諸市の商家や民家に江戸時代から伝わるひな人形を店などに飾り、街を歩きながら楽しんでもらう「第20回北国街道小諸宿のお人形さんめぐり」が24日、本町の北国街道ほんまち町屋館を主会場に始まる。今年は30軒以上が参加する。3月10日まで。
江戸~明治、大正時代の町並みを生かし伝統文化を継承する狙いで、本町区と地元のおかみさんたちが始めた催し。古い町並みと伝統のひな人形を楽しめ、実行委員長の依田さおりさん(57)は「街中を見ながらゆっくり歩いてほしい」と話す。
町屋館は、江戸後期の五段飾りのひな人形や海外の人形、園児の作品を並べた。26日に干支(えと)の辰、3月1日に平和のシンボル・ハトのつるし飾り制作体験教室(有料)も開く。申し込みは実行委の塩川さん(電話090・8328・7294)へ。
町屋館や商店で布人形や小物などを展示販売する14のイベントを開く。1、10日にガイドツアーがある。申し込みは市観光案内所(電話0267・22・0568)へ。