名小路さん(左奥)から教わる参加者ら

名小路さん(左奥)から教わる参加者ら

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「かわいくて楽しい」多肉植物栽培 「聖地」の小諸市で寄せ植え講習会

信濃毎日新聞(2024年2月3日)

 小諸市の小諸駅前にあるカフェテラス付き市民ガーデン「停車場ガーデン」で1日、多肉植物の寄せ植え講習会があった。12日まで開いている展示販売会「多肉植物フェア」の一環。停車場ガーデン施設長の名小路雄(なこうじゆう)さん(40)が講師を務め、参加した女性10人に寄せ植えでリース作りを教えた。

 フェアは厳しい環境下に生きるユニークな姿の植物により親しんでもらう狙いで、毎年この時季に開いている。小諸は夏涼しく、最高・最低気温の差がある上、日照量が豊富で多肉植物の栽培適地。同ガーデン指定管理者のNPO法人こもろの杜(もり)によると、愛好家からは「多肉植物ファンの聖地」と呼ばれている。

 講習会は、バラの花が咲いているように見えるエケベリアなど10種類を使い、直径約20センチのリースを作った。立科町の女性会社員(70)は「手入れが簡単で10年くらい前から家で育てている。かわいくて楽しい」と笑顔。名小路さんは「隙間を埋めて」などと指導していた。

 フェアは2014年、寒い季節に室内で園芸を楽しんでほしい―と同NPO法人が始めた。珍しい品種を栽培する「錦玉園」(小諸市塩野)など市内を中心に計9事業者・個人が、大小さまざまな約300鉢を展示販売する。枯れたサボテンなどのオブジェも飾っている。

 フェアは毎日午前9時~午後5時に開催、8日は休み。問い合わせは同ガーデン(電話0267・24・2525)へ。

詳細情報

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2024020100759
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