大勢の人が訪れた「おやべよってかれマーケット」のプレ開催=小矢部市商工会館前

大勢の人が訪れた「おやべよってかれマーケット」のプレ開催=小矢部市商工会館前

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まちなかに"よってかれ" 小矢部で農産物マーケット

北日本新聞(2015年11月1日)

 小矢部市街地の活性化を目指し、来春から月1回定期開催される「おやべよってかれマーケット」が31日、市商工会館前でプレ開催された。新鮮野菜や花、加工品が並び、訪れた人からは定期開催を楽しみにする声が上がった。

 マーケットは北陸新幹線や三井アウトレットパーク北陸小矢部の開業を契機に、多くの人を迎え入れる魅力ある市街地づくりにつなげる。

 市商工会館前での定期開催に向け、市内の農業者や商業者らが設立したおやべよってかれマーケット実行委員会(田悟謙三会長)が主催した。実行委発足前の6月には午前に試行され、今回は午後3~6時に行い、来春からの開催時間を決める参考にした。

 市内の朝市や農産物直売所などに出店する団体をはじめ、長野県中野市の農園も参加。計11団体が軽トラックの荷台などに商品を並べた。「いかがですか。いらっしゃい」と活気ある声が飛び交い、訪れた人は地元産の野菜などを買い求めた。石動西部保育園の年長児はマーチング演奏で盛り上げた。小矢部市綾子から三女の里歩さんと訪れた中家章子さんは「長野から産直の果物も並び、試食もおいしかった。来春からの開催が楽しみ」と話した。

 開催を前に田悟会長と市商工会の林説則会長が「小矢部の名物にしていきたい」などとあいさつした。

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