戦国武将真田信繁(幸村)が主人公のNHK大河ドラマ「真田丸」の衣装やセットを展示する「信州上田真田丸大河ドラマ館」が17日に上田市で開館するのに合わせ、地元の特産品などを販売するイベントが16日、同市天神の大型商業施設「アリオ上田店」で開かれた。会場では信繁や真田十勇士に扮(ふん)した「信州上田おもてなし武将隊」が演舞を披露して盛り上げた。
上田市内外の和洋菓子店、呉服店など11団体が出展。市中心部のうえだ原町一番街商店会のキャラクター「真田幸丸」らが姿を現すと、子どもだけでなく大人も記念撮影をして楽しんだ。伝統工芸品の上田紬(つむぎ)を扱う工房は機織りを実演。来店客が足を止め、興味深そうに見ていた。
上田城跡公園内にオープンする大河ドラマ館の前売り券も販売し、多くの人が買い求めた。購入した上田市諏訪形の牧島保広さん(67)は「(昔放送された)真田太平記のドラマは見たが、真田丸はこれから見る予定。ドラマ館に行き、どんな様子か見てきたい」と話していた。