外国人向けに制作した「飯田市絵巻物」

外国人向けに制作した「飯田市絵巻物」

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飯田の魅力「絵巻物」で発信 海外客へ名所や文化紹介

信濃毎日新聞(2016年2月3日)

 飯田市は、リニア中央新幹線開通を見据えた宣伝活動の一環で、地域の魅力を海外に伝える道具として「飯田市絵巻物」を制作した。横182センチ、縦約30センチの紙に、飯田を紹介するイラストや日本語と英語の説明文を挿入。日本的な巻物の形に仕上げることで「斬新なデザインで外国人の印象に残る冊子」(市リニア推進課)を目指した。

 絵巻物を広げると、右から左に「りんご並木」「元善光寺」「天龍峡」「南アルプス」といった名所、「霜月祭」「人形劇」「獅子舞」「水引」などの文化に関する絵や紹介文が次々と登場。和紙に似た紙に印刷された色彩豊かなイラストが目を引く。裏には地元出身の日本画家菱田春草(1874〜1911年)の「落葉」(重要文化財)がびょうぶのように広がる。

 制作には市民や地元デザイナーが参加し、説明文の翻訳は通訳者や英語指導助手(AET)が携わった。事業費90万円余で2千部を制作。巻物を水引で結んだり、じゃばらに折ったりした状態で配る。

 牧野光朗市長は「インパクトの強いものになった。いろんな所で活用できれば」と期待。夏の「いいだ人形劇フェスタ」を訪れる外国人に配布したり、農産物輸出や海外誘客(インバウンド)の事業で活用したりする。

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