小県郡長和町大門のブランシュたかやまスキーリゾートで27日、ウイスキーや地ビール、食べ物を楽しむイベント「ウイスキー&ビアキャンプ」が2日間の日程で始まった。初日は断続的に雨が降るあいにくの天気だったが、多くの人が訪れ、あちこちで「かんぱーい」と声が上がっていた。
信州・長和町観光協会と同町でつくる実行委員会が主催し、6回目。会場には、さまざまな種類のウイスキーや地ビールが並んだ。
来場者は出店者の説明を聞きながら、飲み比べて味の違いを楽しんだ。地元産野菜やジビエ(野生鳥獣肉)の販売、薫製作りの実演など多彩なブースが出店。ボトルに地元ゆかりの戦国大名・真田氏の家紋入りウイスキーを数量限定で販売するブースもある。
会社員須藤昌俊さん(29)=東京都墨田区=は「ブースの人との距離が近く、地元の人と話せるのがいい」。佐久市中込の会社員市川祐太さん(31)は同僚らと初めて訪れ、「みんなと外でおいしいお酒を飲んで盛り上がれた。最高です」と話していた。
28日は午前10時〜午後5時。当日券は3千円。