富山市の海岸から立山まで1日で走破する「立山登山マラニック」が27日行われ、県内外の267人が、大自然を体感しながら健脚を競った。当初は雄山山頂(3003メートル)をゴール地点としていたが、悪天候を考慮して室堂平(標高2450メートル)に変更した。
体力の限界に挑戦し、富山の雄大な自然を感じてもらおうと実行委員会(城正幸委員長)が1998年から開催。富山市の浜黒崎海岸から約65キロを走るマラニックの部に217人、立山駅から約30キロを歩くウォークの部に50人が出場した。
マラニックの部の出場者は午前4時、浜黒崎海岸からゴールを目指して走り出し、同11時ごろには続々とゴールにたどり着いた。北日本新聞社後援。