地面に足を食い込ませながら懸命に綱を引く「信州軍」

地面に足を食い込ませながら懸命に綱を引く「信州軍」

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信州軍、遠州軍にV2 30回目「国盗り綱引き」県境熱戦

信濃毎日新聞(2016年10月24日)

 飯田市南信濃と浜松市水窪町の県境・兵越(ひょうごし)峠で23日、「信州軍」と「遠州軍」に分かれて綱引きをする30回目の「峠の国盗(と)り綱引き合戦」が開かれた。飯田商工会議所遠山郷支部などの主催。信州軍が2連覇し、通算成績を17勝13敗にした。勝てば「国境」が相手側に1メートル動くため、信州軍の領土は遠州軍側に4メートル入る場所までとなり、これまでで最も広くなった。

 3本勝負で、10人ずつで行い自軍側に2メートル綱を引き込むと勝ち。3本目(無制限)を除き、制限時間を2分間とした。信州軍は、昨年に続き主将を任された平沢一也さん(33)=南信濃和田=を中心に互いに声を掛け合い、重心を低くして臨んだ。1、2本目ともに2分間では決着が付かなかったが、信州軍側が優勢勝ちとなった。

 信州軍は総勢12人、遠州軍は25人が参加。信州軍は専門学校2年野竹龍太郎さん(20)、阿南高校3年中島拓海さん(17)の2人を新たに加え、世代交代を目指した。平沢さんは「少ない人数でも重機を引くなどして実践的な練習ができたことが勝因。世代交代を印象づけたのではないか」と話した。

 友人と初めて観戦した小出道子さん(65)=浜松市=は「もっと若ければ、私も出てみたいと思うほど熱戦だった」と喜んでいた。

 本戦前には子どもたちによる「峠の綱引き合戦」もあった。

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