雪に親しんでもらおうと、県やリフト運営会社が独自に今季制定した記念日「雪の日」が26日に迫った。県内のスキー場は来季のシーズンリフト券やスキー板が当たる抽選会などを準備し、盛り上がりに期待。都内でも元五輪選手らを招き、記念イベントを開いてアピールする。
県内84カ所のスキー場では統一イベントとして、来季のシーズン券のプレゼントを企画。リフト券の購入者に抽選の応募券を配るなど、参加条件は会場ごとに定める。
志賀高原(下高井郡山ノ内町)の19スキー場は、シーズン券と同じ抽選で小賀坂スキー製作所(長野市)製の最上級モデルのスキー板を2人、1日リフト券を40人に贈る。いいづなリゾートスキー場(上水内郡飯綱町)は無料参加の○×クイズを開催。トップ賞はシーズン券で、ほかに1日リフト券やソフトクリーム引換券が当たる。
菅平高原パインビークスキー場(上田市)は、シーズン券の応募券が入った箱を求めてゲレンデで「宝探し」を開催。参加料500円の「雪の運動会」もあり、雪上での玉転がしや徒競走に参加すると菓子がもらえる。
東京・銀座の県情報発信拠点「銀座NAGANO」では、フリースタイルスキーでソチ冬季五輪に出場した三星マナミさん(下高井郡野沢温泉村)やオーストリア大使館の副商務参事官らを招いて講演やトークイベントが開かれる。